抗菌?抗ウイルス?幻の木「アテビ」がクラフトジン最強のボタニカルの理由!!

本日はアテビという佐渡の幻の木をご紹介します。
佐渡で「アテビ」と呼ばれる針葉樹(杉、ヒノキ、松など)の木がありますが、地域により名前が異なり、通常、呼ばれる名称は「ヒバ」と言います。
ヒバ産地と言えば国内でも有名な日本三大美林の1つでもある青森ヒバ。続いて能登ヒバがヒバの主な産地です。
そのヒバの木が古くから佐渡でも育てられていて、佐渡のヒバの木を現地の人は「アテビ」と言います。
アテビ(ヒバ)の木はヒノキチオールと言われる抗菌、抗ウイルス作用が非常に優れた成分を豊富に含み、木材としても杉やヒノキより優れた部分が多く日本の高級木材として扱われています。近年では、抗菌スプレーやアロマ、入浴剤などの製品も数多く販売され、注目されている木です。

<概要>

名称アスナロ:佐渡「アテビ」、青森「ヒバ」、石川「アテ」
種類ヒノキ科アスナロ属
分布本州、四国、九州の山
用途木材、まな板、歯磨き粉、アロマ、抗菌スプレー、入浴剤など
主な効果・効能抗菌、抗ウイルス作用、防虫、リラックス効果
アロマ樹木、柑橘

<アテビ(ヒバ)の主な特徴>

アテビ(ヒバ)はヒノキ科の針葉樹であり、和名でアスナロヒノキと呼ばれます。このアスナロヒノキの語源は「明日ヒノキになろう」と呼ばれ、ヒノキより劣っている木として呼ばれたこともあったとか。しかし、ヒノキよりも優れた抗菌、抗ウイルス作用、防虫、消臭、リラックス効果などがある。それは、アテビに豊富に含まれる「ヒノキチオール」という成分が高価をもたらしています。

ヒノキチオールと言って「ヒノキ」という名前がついていますが、日本のヒノキにはヒノキチオールはほとんど含まれておらず、アテビや台湾ヒノキに多く含まれる成分です。このヒノキチオールが抗菌、抗ウイルス作用、防虫、消臭、リラックス効果など、人にとって嬉しい天然成分の効果が期待されています。

特に木材としては高級な木として扱われ、白アリなどの防虫効果はヒノキや杉よりも優れ、腐食しづらい優秀な木です。その他にもアテビの芳香を使ったアロマや抗菌スプレーなども現代社会にとって期待を集めています。

<アテビ(ヒバ)の香り>

アテビの花言葉は「芳香」。その名前の通り、落ち着きのある良い香りがします。ヒノキは実際に香りをかぐと、強い酸にも近いツンとした香りの後に優しい木の香りがありますが、そのツンとした香りはなく、繊細で落ち着いた木の香りです。また、その木の香りの中に少し柑橘のような香りも感じられます。

<ヒノキチオール>

先ほども伝えましたが、アテビ(ヒバ)にはヒノキチオールと呼ばれる成分が豊富に含まれています。近年、世界的な疫病の蔓延などにより、このヒノキチオールという成分が非常に注目されています。
ヒノキチオールは幅広い生物活性物質を有しており、その多くが研究され、論文で解明されているそうです。最も有名なのは、多くの細菌や真菌に対して抗生物質への耐性に関係なく強力な抗菌作用を持つことだそうです。例えば、肺炎レンサ菌、ミュータンスレンサ菌、黄色ブドウ菌、そして一般的なヒト病原体に有効であることがはっきりしていて、クラミジア・トリコマチスに対し抑制効果があることが示されており、外用薬として臨床的に使用出来る可能性があるそうです。最近の研究では、ヒノキチオールを亜鉛化合物と組み合わせて使用すると、ライノウイルス、コクサッキーウイルス、メンゴウイルス等のヒトに感染する数種類のウイルスに対し抗ウイルス作用を示すこともわかっているいます。

アテビは上記の研究結果の他、最近では抗菌作用に加えて抗炎症作用や抗腫瘍作用にも効果的だということがわかっています。

これらの抗ウイルス作用、抗菌作用、炎症作用などに効果があると期待され、現在はインフルエンザウイルス、新型コロナウイルス、SARSなどの疫病に対する研究に注目されています。

<アロマの視点から相性の良い香り>

アテビ(ヒバ)はヒノキに似た樹木の香りと柑橘を兼ね備えた香り。この香りと相性の良いアロマを紹介します。

スパイス系アンジェリカルート、クローブ、ローレル
フローラル系ラベンダー、コブシ、ローズ
ハーブ系バジル、セージ
樹木系クロモジ、サイプレス、シダーウッド、ローズウッド
柑橘系オレンジ、ネロリ

木の香りと柑橘を合わせたような上品な香りが様々な香りを引き立てます。特にクロモジ、コブシのような天然の樹木、花との相性が良く、合わせることで高級感のある香りがします。また、柑橘系のネロリなどもアテビの香りと相性が良く、クラフトジンとしても一度試してみたい配合です。

<まとめ>

本日はアテビ(ヒバ)の紹介でしたが、意外と知られていない様々な効果、効能があることに驚いたのではないでしょうか?
ここでは話しきれないことが多いですが、世界的に注目されている日本の固有種でもあるアテビ。そして佐渡の世界遺産登録でさらに注目される可能性も秘めているアテビ。花言葉が芳香と呼ばれるだけあって、香りに関しても優れています。
本記事をもとにアテビについて、是非、ご興味を持っていただけたら嬉しいです。
ろくもじ株式会社のクラフトジンのボタニカルとしても使用されていますが、そのアテビは木を成長させるために切る間伐材を使っていて、人にも環境にも地域にも嬉しいボタニカルです。是非、お酒を飲まれるかたは、お試しください。

あなたは20歳以上ですか? 本サイトはアルコール関連のページあり、20歳以上の方を対象としています。