日本で酒はオワコン?世界では酒ブーム?お酒の未来を徹底的に分析!

ここ数年で若い人はお酒を飲まなくなった、酒離れ、少子高齢化、、、書店へ行けば【そろそろお酒をやめよう】なんていう本が売れ筋になっていたり、500万人近いシンガポールに住むYouTuberさんが禁酒に関する動画をアップしたり。。。お酒が好きな筆者としましては、色んな方と楽しいお酒を飲みたい!もっと飲む人が多くなると良いなぁ。なんていう昨今の噂とは真逆の考え方をする昭和生まれでございます。

そこで、よく耳にする「酒離れ」ですが、何が真実か分からない!ただ流行りの言葉かもしれない!と言いますか、お酒離れが進むと弊社も厳しい状況になるということで、今回はお酒の市場や推移、今後どうなるのかなど徹底解析していきたいと思います。

頼むから、お酒が流行っていることを願うばかり。。。

<結論>

・日本国内のお酒の需要は減っている。
・酒離れ日本でも需要が伸びているお酒の種類がある。
・日本のお酒は外国に好まれる。
・外国のお酒市場は上がっている。
・日本だけじゃない?海外のジンブーム!

結論から言いますと、日本国内のお酒のニーズは減っています。まさしく「酒離れ」というもので、少子高齢化や若者の流行、疫病などの社会問題が重なり合い時代に合わせて徐々に低迷しています。
しかしながら、そんな日本でも低アルコールおよびノンアルコールの需要は増えています。みなさん、お酒の味や雰囲気は好きということかな?
そして日本のお酒が外国へ好まれていて、外国のお酒市場は拡大しています。
本日は、こうした日本や世界のお酒市場について、皆様に分かりやすくお伝えします。

日本国内のお酒市場は減っている

まずは簡単に下記の図を見ていきましょう。

日本のお酒市場ですが、2007年に3兆9,000億円だった日本の酒市場は2021年には3兆1,500億円していて、10.25%の低下をしています。
特に新型コロナウイルスの影響がはじまった2020年からは市場の低迷が加速していて、今後、少子高齢化社会や人口減少の影響、日本国内の所得の減少などにより、国内のお酒市場の低迷はさらに拡大することになりそうです。

お酒の市場が低迷している中、近年ではカクテル缶などの需要が少しずつ増え、スピリッツ類やリキュール類の需要が増えている傾向にあるのですが、そのカクテル缶やノンアルコールなどの低アルコール需要はお酒市場と反比例するように市場拡大がみられます。

酒離れ日本でも需要が伸びているお酒の種類がある

上の図は、低アルコール飲料及びノンアルコール飲料の市場データになります。
最近では1%以下の缶ビールなども出てきています。実は日本の法律で1%未満はアルコール飲料の表記はなくて良いそうです。(2022.4月現在)
ノンアルコールなら、ジュースで良いのではないか?と考えますが、わたしも様々なノンアルコールを飲みましたが、最近の技術はすごいですね。お酒の味わいが本当に違和感なく飲めるほどになっています。ジュースも美味しいですが、やはりお酒の味わいや風味が好きな方もいるため、こうした需要が高まっているのかもしれません。

日本のお酒は外国に好まれる

しかしながら、酒類の売上や利益の規模を考えると、やはりアルコールの販売が酒類の製造・販売する会社にとっては大きい割合を占めます。
日本では少子高齢化や人口減に悩まされていますが、世界を見てみると人口は増えていて、高齢化が進んでいるわけでもありません。
また、円安であれば、海外への輸出コストを抑えられるため、海外では日本のお酒の需要は拡大しています。

上記の3枚の画像を見てください。1枚目の画像は日本の酒類全体の輸出額を示しております。日本の酒類の輸出額は増加傾向にあり、2021年には1,000億円という市場規模を超えました。2枚目は酒類の種類別2020年〜2021年の前年比率を表した数字になります。最も前年より輸出量が多くなった酒類がジンになります。
3枚目の写真は、そのジンが日本の酒類輸出事業の拡大に大きな影響を及していることが分かるのですが、2016年〜2018年の2年間でほぼ0だったジンの輸出が、2年間で焼酎の輸出額を超えるという異例の市場拡大を築き上げました。
こうしたことから、日本の酒類はまだまだ世界的にみて人気が出る予測がされています。

外国のお酒市場は上がっている

最後に世界のお酒市場を見てみましょう。世界の酒市場は2020年は1兆5,870億米ドルだったものが、2026年には1兆8,370億米ドルに推移する予測がたてられ、15.75%も拡大が見込まれます。日本円に換算すると世界のお酒市場は約200兆円と非常に大きい市場なので、この市場には酒類の製造会社にとってはとても魅力があります。

日本だけじゃない?海外のジンブーム!

日本でジンブームと聞くとただの流行りかなと思いますが、ジンが急成長しているのは日本だけではありません。むしろ日本ではなく、ウイスキー、蒸留酒の聖地であるイギリスから火が付きました。
ウイスキーの原酒不足などもあり、短期で美味しくユニークなお酒づくりができるジンがすごい成長をみせ、世界的に広まり、日本でもクラフトジンブームになりました。
今では本場イギリスがウイスキーをしのぎジンがウイスキーの市場規模を金額ベースで超えています。こうしたデータから、世界ではまだまだジンブームが続く、ウイスキーのような定番のお酒になりつつあるのかもしれません。

<まとめ>

今回は、日本の酒離れと酒類のこれからをデータ分析してみました。残念ながら、今後は日本ではお酒の需要は少なくなるかもしれません。しかしながら、時代は常に変化して流行り廃りもあります。個人的な考えではありますが、国内の市場が上がるきっかけはインバウンドや移民政策による日本のグローバル化がすすむことで、国内のお酒の市場は盛り上がると考えています。
また、グローバル社会になることで、日本の伝統を良い意味でアップデートされることで、様々な新しい日本のお酒が販売されることは、お酒好きには待ち遠しいと考えております。

日本の酒類の需要、市場は縮小傾向にありますが、やはり日本は島国特有の作物から、お酒を造り、伝統と文化も日本独特の製法があるため、そこでは海外との差別化、要するに日本でしか作れないお酒があるため、これらは海外の強豪とも戦える市場だと確信しております。

最後に昨今ブームであるクラフトジンは低アルコールから高アルコール、食前酒、食中酒、食後酒、ボタニカルによる分かりやすい風味、日本ならではのボタニカルという点から、日本の国内市場および海外でも今後の期待ができる酒類です。

もしかしたら、日本ではハイボールブームに次ぐ、ジンソーダブーム、そしてまだまだ続くクラフトジンブームなど、これからのアップデートが楽しみなお酒です。

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