アブラチャンって可愛い名前のオイルたっぷり天然ハーブ!

油瀝青(アブラチャン)という植物の名前をすると「可愛い名前」「本当にアブラチャンっていう名前なの?」と可愛いけど面白い名前の木が里山には自生しています。アブラチャンはクスノキ科のクロモジ属でクロモジと同種で、黒文字(クロモジ)、檀香梅(ダンコウバイ)、油瀝青(アブラチャン)を山の和ハーブの王様「クロモジ三兄弟」と呼ばれます。

<クロモジ三兄弟の香りの違い>

クロモジ:柑橘のような香り
ダンコウバイ:白檀(びゃくだん)をまといクロモジをスパイシーにした香り
アブラチャン:クロモジ+シトラスの香り

今日はそのクロモジ三兄弟の中のアブラチャンについて詳しくお話していきたいと思います。

<アブラチャンの概要>

名称油瀝青(アブラチャン)
種類クスノキ科クロモジ属の落葉低木
分布本州・四国・九州に分布
用途油分が多いため昔は薪炭、灯油として利用されていた。
主な効果・効能フィトンチッド成分が多く含まれるため香りにリラックス効果
アロマシトラス系・柑橘系・スパイス系

<アブラチャンの主な特徴>

アブラチャンは名前に油と付くように、油分の多い木です。そのため、昔は薪炭や灯油として利用されていました。またこの油分を利用して雪の上を歩くカンジキとしての利用にも優れているそうです。

アブラチャンは成長すると大きいもので6メートルもの高さになり、クロモジよりも大きく成長します。枝、葉、花、実に香りがあり、特に実は油分も多いく採取できます。アブラチャンはクロモジのようにお茶にして飲まれることは聞いた事がありません。少しシトラスが強い独特の香りがあるため、香りは楽しめますが、食としての利用は不明です。

<アブラチャンの香り>

αピネン・リモネン=柑橘類の香りの成分が体内に吸収されると、脳内でリラックス時に出現するα波がでることからリラックス効果があるとされています。

シネオール=シネオールは樟脳(しょうのう)、ハッカのようなシトラスの香りであり、こころよい芳香と味を持つことから、食品添加物・香料・化粧品に利用されることも多く、口中清涼剤やせき止めにも配合されています。炎症や痛みを和らげる作用があるという研究結果もあります。また、白血病細胞を殺す作用を持つ、あるいは副鼻腔炎の治療に効果があると報告されています。

リナロール=心落ち着くフローラル調の香りが特徴で、ラベンダーやローズウッド、イランイラン、ベルガモット、スイートオレンジといった、アロマテラピーの中でも人気の高い香りにも含まれる成分。一般的にリナロールの作用として挙げられているのは、鎮静、抗不安、抗菌、抗炎症作用など。

ゲラニオールはバラの香りを発生、持続させる効果があるとされ、体内に吸収されると一定時間後に汗腺などから汗と一緒に放出されるので、口臭や体臭などを抑える効果もあるとされています。 また、抗菌作用、保湿作用、日焼けなどのほてりを抑えてくれる消炎作用や、女性ホルモンの働きを助ける効果があると言われています。

<アロマの視点から相性の良い香り>

アロマとしての製品はまだ少なく、開発が進んでいないアブラチャン。香りはクロモジとタムシバやコブシなどの枝、葉が持つシトラスの香りが混ざったような香りです。これから、様々な組み合わせをして香りの相性を模索します。

アブラチャン単体で柑橘、シトラス、フローラル、樹木系の香りを持ち複雑で奥深いため、ほとんどのアロマの香りと相性が良いかと思います。

<まとめ>

アブラチャンの情報はインターネットでは少なく、それほど研究としては進んでいない木です。しかし、本当に香りの良い木なので、クラフトジンとして成分の安全性を確かめながら、弊社でも研究を進めていきたいと思います。今回の情報は下記に記載するURLの論文より抜粋してアブラチャンの情報を記載しています。

アブラチャンに関する研究結果の論文

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