
はじめまして。ろくもじ株式会社の今成しかごと申します。本日は、略儀ながら、皆様にご挨拶を兼ね、簡単な自己紹介とお酒をつくるきっかけや、業務に関することをお話ししていきます。
<プロフィール>
名前 | 今成しかご |
役職 | 代表取締役 |
年齢 | 気持ちは18歳 |
身長 | 理想は185cmになること |
趣味 | 絵を描く、登山、ボタニカル探し、写真撮影、動画撮影・編集 |
苦手 | ゴマ豆腐、生物(肉はしっかり焼くタイプです。) |
好きなお酒 | スプリングバンク、ジャックダニエルのハイボール |
苦手なお酒 | なし |
学生時代の部活 | サッカー部 |
小学時代 | 登校拒否からはじまる |
中学時代 | テストは最下位もしくは最下位から10位以内 |
高校時代 | 機械化 |
大学時代 | アメリカの大学を中退 |
宝物 | 家族、友人 |
お気に入りスポット | 会社の事務所 |
動物占い | 情熱的なクロヒョウ |
現在の夢 | 蒸留器を買うこと |
好きな温泉 | 幽谷荘 |
好きな偉人 | 安岡正篤(細木数子の愛人) |
好きな言葉 | 知行合一、心即理 |
好きな色 | 紫、緑 |
好きな動物 | 猫 |
フリースペース | ご質問がありましたら、コメントをお待ちしております。 |

故郷に戻るきっかけ
高校卒業後に故郷を離れていましたが、2017年に帰省をして現在も南魚沼に在住しています。
南魚沼に戻る前は、コーヒーが好きで「コーヒー屋に俺はなる!」と飛び出し全国のコーヒー屋さんを巡りましたが、そこで気が付きました。「自分はコーヒーを素敵な場所で飲むのが好きなだけ」そうです。特に作ることに興味が無いことを知りました。
こうして、仕事も辞め、夢も希望も特に無くなったため、一度、南魚沼へ戻り考え直すことにしました。
前職は銀行や不動産をしていましたが、故郷では、こうした職業に就くことは考えておらず「自分で何かしたいなぁ~」「儲かる仕事はないか?」「面白いころないかな?」など考えながら、まずはパソコンを使えるようになろう!と毎日と向き合い、気付けば、3ヶ月間引きこもり、熱中していました。
そして3ヶ月後、外の空気を吸うため、散歩をしながら、何かしないとなと考えていると、目の前には山や川などの自然が広がっていて「これを商売にしよう!」決めて、その中で見えたものが地元の木でした。

商売をはじめてみる
地元の木を使った製品をインターネットで販売する。そんな気持ちから、思いついたものが「木の表札」でした。表札を選んだ理由は、①木の加工が単純、②高校時代の友達が大工をしている、③仕入れが安価で利益率が高い、④稼業が印鑑業をしていたため彫刻機があった、⑤不動産のコネを使ってすぐに収益化が可能。
このような考えから、インターネットで地元の木を使ってオーダーメイドの木の表札通販をはじめました。オーダーメイドのスキルについては、3ヶ月の引きこもり修行でデザイン、ホームページ制作などを覚えましたので、すぐにEコマースを開始することができました。
木の表札を販売しながら売上を伸ばしていく中、あまりにも市場が狭くリピート商品では無いため、楽天で木の表札部門で1位を取るも、そこで売上の限界に至ったことに気付き、新製品の開発を試みます。
その時には木を集めるために、里山や林業などの世界と関りを持っていて、林業や里山に関する問題を知り始めていたので、その中から「ナラ枯れ」という問題に辿り着き、これを多くの方へ知っていただく魅力的な製品を考えました。
そこで誕生したものが、お酒を家で簡単に熟成する「ミズナラスティック」という商品です。

お酒と木の関係
ワインやウイスキーのようなお酒は木樽が使われて熟成することで美味しいお酒ができるため、モノよりも「食」のカテゴリーに近く、Eコマースをしていると、やはりモノよりも食品の方が需要が多く、SNSの世界でも多くの方が食の分野に興味があることを知り、これらを掛け合わせることで生まれた商品がミズナラスティックです。
ミズナラスティックを開発して販売を開始するとTwitterで話題となり1日で30,000本の受注という大バズりなるヒット商品になりました。
ミズナラスティックは国内を越え、海外からの受注も増えました。そこで考えたことは「お酒の市場」と「日本の木の希少性」です。お酒の市場は世界にもあるため、大きい市場であり、日本は島国のため海外では手に入手しづらいことから、その市場と需要を考えているときにBarで「クラフトジン」をオススメされて、そこで衝撃を受けました。「植物や花々の香りがして旨い!」バーテンダーにジンのことを聞くと「これは木×酒じゃないか!」ここからクラフトジンの開発がはじまります。


ROKUMOJIの誕生
もちろん、この時点ではお酒は飲む専門で造り方なども全く知らず、私が持っている知識はパソコンと木や植物のことだけでした。そこで、分からないなりに地元の日本酒の酒蔵などに「ジンって造れますか?」など聞きまわり、全く造れるところがありませんでした。(それはそうです。日本酒の酒蔵なのですから。)
そんな中、新潟県西蒲区にあるビールやウイスキー製造をしている新潟麦酒株式会社と出会い、相談をするとジンの製造もしていたため、造っていただくことになりました。
ジンを造る上で会社の理念でもある「自然×人×モノ」の循環を掲げていましたので、林業で出る間伐材や里山の福祉施設で働く高齢者や障がいを持つ方に協力を得て植物の採取を行っていただき、それを蒸留所へ持ってジンの製造をはじめました。
完成したジンは、森の中に入っているような爽やかでリラックスができる香りになり「体内森林浴」というキャッチフレーズでクラウドファンディングで支援者を募り、目標金額を達成。本格的にクラフトジンの販売に取り掛かります。


ROKUMOJIのラベルデザインについて
弊社で一番多い問い合わせが「ラベルデザイン」についてのご質問です。誰が描いていますか?アーティストを教えていただけませんか?などは今でも1日1回問い合わせをいただきます。取引先でも必ずデザインについて聞かれます。その答えは「私が描いています。」
そのあとに続けて質問されることが「絵の学校で学びましたか?」「デザイナーだったんですか?」「前の仕事は何をしていましたか?」と聞かれますが、デザイナーのような経験は一度もございません。
プロフィールを見ていただく通りですが、恥ずかしながら学歴が非常に低かったです。学歴は本当に自慢できるようなことは1つもありませんが、授業の間はずっと教科書やノートに絵を描いたり、社会人になっても仕事が休みの日などは公園などでスケッチをするなど、絵を描くことが好きでした。
そのため、プロでは無いですが、小さい特技として絵を描くことができます。一時期はロゴやデザイン制作の仕事を受けていましたが、自分の頭の中で描くものと、依頼されるものを具現化することは違い、依頼されたものは、まったく良いデザインにならないため、今ではデザインの仕事はしていません。
ROKUMOJIのラベルは私が実際に森や山の中で見たものや感じたものを頭の中で創造して造っています。

ROKUMOJIのこれから
近い将来で言いますと、まずは自分たちで蒸留をするため蒸留所の建設を目標にしています。その後、ミズナラスティックを製造する会社を合併もしくは共同でミズナラの樽材を造れる技術の革新をして自然から酒造り、熟成までを一貫する会社を作り、世界中の方に愛される酒造メーカーとして、森林資源の保全を自然と人が共生する豊かな未来をつくっていきます。

メッセージ
自慢できるような経歴は無いですが、ROKUMOJIのことを含め、今までの経験などと併せて自己紹介をしてみましたが、いかがでしたでしょうか?もしよろしければ、ROKUMOJIの活動と私自身のSNSの活動はリンクしていますので、下記のリンクより見ていただけましたら嬉しく思います。
今後も一生懸命、精進してまいりますので、何卒、会社共々よろしくお願い申し上げます。
ろくもじ株式会社
代表取締役 今成しかご
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