クラフトジンと言うと、多くはボタニカルが語られますが、ROKUMOJIは、その中でも「湧き水」を最もベースのボタニカルとしてこだわりを持っています。わたしたちは、水を「地球の血液」と呼んでいます。雪国ならではの雪解け水、それらが越後三山で何万年もかけて濾過されることで湧き出る清水は「極軟水」と呼ばれ、口当たりがまろやかで、甘露な味わい。海が蒸発して雲になり、雨や雪が山々に降り注ぎ、森林や土、岩を通り抜け、美味しい水が湧き出ます。それらは人、植物、動物、すべての生き物にとって必要不可欠、これを「与えてくれるだけ」神様からの贈り物ではないでしょうか?日本は、世界的に見ても、飲める水道水というのは珍しく、さらには、沢山の飲める水が自然にある。この地の魅力が詰め込まれ、その魅力を「酒」を通じて、世界中に届けています。
六日町藤原地区にある「雷電様の水」の源流。1日に400トンの湧出量を誇り、清酒八海山の仕込水として使われるほか、地元の水道や米作りにも利用される。硬度は水の中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量で測ります。カルシウムやマグネシウムの量が多ければ硬水、少なければ軟水ということになります。硬度4度以上の水を硬水と言い、それ以下の硬度の水は軟水と言いますが、『雷電様の清水』は2程度で軟水です。
<所在地>南魚沼市藤原地内<標高>標高:228.7m<硬度>2程度(極軟水)<湧出量>400t/1日<水温>夏:12℃ 冬:11℃