ミズナラスティックについて

ミズナラスティックはお酒に入れると家で簡単にお酒を熟成できる商品です。ウイスキーやラムなどの蒸留酒のボトルに1本入れて、放置するだけで、お酒の熟成がはじまり、時を重ねることで、高級熟成酒と同じような奥深い味わいに変化します。

通常は2回程度使用が可能です。ウイスキーやラム、ブランデーなどは樽で熟成しますが、セカンドフィルという熟成方法があります。セカンドフィルは、一度使った樽を再度使用する方法です。1度目に使ったお酒の風味が2度目の熟成に加わります。ブランデーに使ったスティックを次にウイスキーに使用すると、ブランデーの風味が加わったウイスキーとなります。その際に1度使ったスティックを一度乾燥させて、軽くバーナーなどで熱を加えることで、木の成分が活性化するため、より効果を得やすくなります。
火気を使用する際は、火事など、十分に注意をしてお使いください。

北海道産のミズナラを使用しています。日本の樽材としてブランド材となっているミズナラ(Japanese Oak)は北海道産です。香りが豊かでお酒に奥深くまろやかな味わいをもたらします。現在、日本のミズナラはナラ枯れという問題を抱えていて、床材や樽材などの需要により、一部の業者しか手に入れるのが困難な状況のため、大変希少価値が高い木となっています。

弊社のミズナラスティックで使用するミズナラは一次産業、製材所、乾燥、加工まで、すべての過程で確認を行っております。その中でも木材を乾燥する際には防腐剤や乾燥剤を使用せず、無添加の無垢材を使用。食品衛生に関する問題ですが、ミズナラスティックは「食品」ではなく、「雑貨」の扱いとなります。保健所には確認しておりますが、あくまで雑貨のため、食品衛生法などの基準には該当しません。パッケージの裏面「使用方法」に使用前に、一度水洗い、乾燥後に使用をすることをおすすめしております。お酒を熟成する樽やミニ樽、ミニボトルなども市場にあるかと思いますが、それらと同じように雑貨(物)を想像していただくと分かりやすいかと思います。ミズナラスティックは樽にお酒を入れて熟成するという今までの概念を逆転の発想により、より身近に熟成酒をお楽しみいただくため、お酒に樽を入れるというイメージに近い商品になります。

ROKUMOJIのオンラインショップの他、酒屋さんに置いてあります。